核シェルター 1971年1月 タンパ・フロリダ



ヘンテコな題だけど,いったい何の話なの?

私は,新聞(朝日)とっているけど,あまり真面目に読まないんだ。理由はいろいろ。でも,1面の見出しだけは嫌でも目に入るよ。

10月4日の夕刊1面に大きな文字で

自宅に核シェルター 日本特需

とあり,読んでみると,アメリカの核シェルター・製造販売屋が,日本からの受けた注文が

2年前  ゼロ
去年   6 台
今年   100台 以上

だと書いてあるんだ。

さらに,うち71件は,7月,8月に集中しているそうだよ。なんとなくわかるよ。あの独特な髪形の坊やの動きが活発になった時期だよ。

販売会社の総支配人も,この商売を14年やってるけど,こんなの初めてだと喜んでいるそうだよ。新しいもの,珍奇なものを売って商売するのに,日本は大変適した国だと世界中で思われているようだからね。

因みに,6畳ほどの広さの最小タイプは,4万5千ドルだそうです。カラーのイラストまで載っているよ。


***



こんなことを書き始めたのには,訳があるんだ。

1971年の1月だったと記憶しているけど,アメリカに初めて滞在していた私は,学会の講演の合間に,タンパの町をふらふら歩いていると,それまでに見たことのない看板がそこここの家に掛かっているのに気づいたよ。Fallout Shelter と書いてあるんだ。

はじめは,いったい何だろうと思ったけど,フロリダはキューバの目と鼻の先にあり,1962年のキューバ危機のことが頭に浮かんだんだ。

この国は核を使ったことはあるけど,使われたことがない,やっぱり怖いんだなと思ったよ。

現在では,インターネットに 詳しい説明 があるよ。興味があればお読みください。

多分,あの時の「核シェルター屋」と縁のあるシェルター屋が日本で商売を始めたんだろうね。


***



核シェルターを買うにしても,値段が値段だからね。金持でないと買えないよ。やはり,世の中,お金だね。

がんの特効薬が色々登場しているけど,1年に何千万もかかるそうだね。これらの薬が本当に効くとしても,生き残るのは,金持ちだからね。

君も無駄遣いをしないように,コツコツ貯金して,難局に備えてください。

  



未完

by yojiarata | 2017-10-07 17:38 | Comments(0)
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