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有識者の選択と失敗  ” 安保法制は違憲である ”




ご隠居さん。今日は何の話ですか。何だか変なタイトルだけど。


政治のニュースで,有識者 と称する先生方が,のべつ幕無しに登場するでしょう。



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考えてみれば,妙な名称だね。名刺に,有識者と書いてあるのを見たことがないところをみると,職業ではないようですね。だけど,これによって,金額は別にして,収入を得ていることも確かです。すなわち,有識者とは,何かほかのことを生業とし,かつこの称号を副収入の源としている人々の集合名詞ということになるようだね。実体はないから,遠くから,ぼんやり見たときにだけ存在する,いわば蜃気楼のような存在ではないでしょうか。


現在の内閣の場合にも,有識者なしには,政治は動かないようだね。例えば,文部科学省の場合,小学生の頃から,英語を教えるとか,教えないとかを決める時に登場するのが有識者です。だけど,一体,選ばれた連中が,英語についてどれほどの造詣をもっておられるのか,(私は疑問に思うことが多いけど),一般の国民は,偉い先生が決められることだからと,気にも留めていないのではないでしょうか。

政治を動かす側としては,自分たちの考えていることを,どれだけ思い通りに具現してくれるのかが最大の関心事なのです。

しかし,思惑が外れて大失敗ということもあるようだね。昨日(6月5日),新聞の1面に報じられた例など,何とも滑稽だよ。上手の手から,水が漏れるというのかね。


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新聞の報道から

衆院憲法審査会で4日,自民党など各党の推薦で参考人招致された憲法学者3人が,集団的自衛権を行使可能にする新たな安全保障関連法案について,いずれも「憲法違反」との見解を示した。国会の場で法案の根幹に疑問が突きつけられたことで,政府・与党からは,今国会中の成立をめざす法案審議に影響を及ぼしかねないと,懸念する声が上がっている。

参考人質疑に出席したのは,自民推薦の長谷部恭男・早大教授,民主党推薦の小林節・慶大名誉教授,維新の党推薦の笹田栄司・早大教授の3人。

憲法改正に慎重な立場の長谷部氏は,集団的自衛権の行使を認める安保関連法案について「憲法違反だ」とし,「個別的自衛権のみ許されるという(9条の)論理で,なぜ集団的自衛権が許されるのか」と批判。9条改正が持論の小林氏も「憲法9条2項で,海外で軍事活動する法的資格を与えられていない。仲間の国を助けるために海外に戦争に行くのは9条違反だ」との見解を示した。笹田氏も,従来の政府による9条解釈が「ガラス細工と言えなくもない,ぎりぎりで保ってきた」との認識を示し,法案について「(これまでの定義を)踏み越えてしまっており違憲だ」と指摘した。

また,重要影響事態法案などで,米軍などを後方支援する自衛隊が「現に戦闘行為が行われている場所」以外なら活動できるとした点についても,小林氏らは「(武力行使との)一体化そのものだ」などと発言。3人とも違憲や違憲のおそれがあるとの認識を示した。



だけど,官房長官は,次のように,とぼけるというか,開き直るんだ。



 自民推薦も含む参考人から法案の違憲性を指摘されたことに,与党は今後の法案審議で「野党に追及の材料を与えてしまった」(自民国対幹部)と危機感を募らせる。菅義偉官房長官は4日の会見で「違憲という指摘は全くあたらない」と反論し,法案審議には影響がないと強調した。


要するに,人選を格の低いチンピラ官僚に任せておいたため,こんなことになったらしいんだ。

官房長官も,官房長官だね。法案審議には影響がないと,開き直るんだよ。そんなことなら,元々,有識者を集めて意見を聴くなど,大げさなことをやらなけれぼよいのに。余りにも,国民をバカにしているんではありませんかね。





終りのない終り

by yojiarata | 2015-06-06 17:07
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