「全集 1」 十二支考 蛇に関する民俗と伝説 162ページ 【マルコ・ポロ,南詔国のきわめて大きな蛇を記して「その長(たけ)三丈ほど,太さ大樽のごとく,大きな奴は周り三尺ばかり。頭に近く二前脚あり。後足は鷹また獅(しし)の爪でこれを表わすのみ。頭すこぶる大きく,眼は巨いなる麪麭(パン)より大きく,口広くして人を丸嚥(の)にすべく,歯大いにして尖れり。これを見て人畜何ぞ戦慄せざらん。日中は暑ければ地下に躱(核)れ,夜出でて食を覓(もと)め,また河や湖や泉に行き水を飲む。その身重きゆえ行くごとに尾のために地凹むこと大樽に酒を詰めて挽(ひ)きずりしごとし。この蛇往還必ず一途によるゆえ,猟師その跡に深く杭を打ち込み,その頂に鋭き鋼の刃剃刀(刃かみそり)様なるを植え,沙もて覆うて見えざらしむ。かかる杭と刃物を蛇跡へいくつも設け置いてと知らないかの蛇は,走る力が速ければ刃の当りも強くして,やにわに落命してしまう。烏これを見て鳴くを猟師が聞きつけ走り来ると,果たして蛇が死んでおり,その胆を取って高価に售(う)る。狂犬に咬まれたもの少しく服めば即座に治る。また難産や疥癬に神効あり。その肉また甘(うま)ければ人好んで購い食らう」と言った。】 むかし,アメリカのホラー映画で,アナコンダを見た記憶があるよ。出てくるアナコンダは,三丈どころか,巨大な蛇で,観客一同,度肝を抜かれたよ。いつも使われる手だけど,暗闇,不気味な音楽,そして,最後の最後に,アナコンダがドカンと天に向かって伸びていくんだ。残念ながら,その後どうなったか,全く覚えていないよ。
by yojiarata
| 2014-07-20 08:33
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