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人と言葉



ご隠居さん 改まって何の話。

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平成26年1月10日 追補


昨日の新聞記事の話です。私が,最近書いてきたことを振り返りながら読んでほしいんだ。私の記事にリンクを張っておくよ。ちなみに,このブログの 「人と言葉」という題は,学生時代に読んだフルトベングラーの著作『音と言葉』の響きの連想で無意識のうちに付けたような気がします。


「行く先は我々が決める」


安倍政権の本質 を露(あら)わにしたのが 「デモはテロ」 という石破幹事長の発言だった。国政の中枢にある人が主権在民の原理を理解していない。

間違えないでほしいが主人は我々。我々があなたを雇ったのだ。
 

池澤夏樹(朝日新聞,1月7日夕刊,3面より,下線は筆者による)


靖国神社参拝を強行した 総理大臣の逆噴射 も思い出しながら,読んでてちょうだい。


「会談見通しなし」


「馬には乗ってみよ,人には添うてみよ,との言葉がある。チャレンジする気持ちが大切だ」。安倍首相は6日の会見で経済政策中心に取り組む考えを表明し,こう意気込んだ。だが、2012年12月の首相就任以来,模索してきた 中韓両国との首脳会談 について問われると,「現時点において見通しがあるわけではない」と認めざるを得なかった。

安部首相(朝日新聞,1月7日朝刊,3面より)


首相の考えは「都合のいい労働力」


本日1月10日の記事(上野千鶴子(東大名誉教授〈ジェンダー研究〉,朝日新聞,第4面)を追加します。

安倍首相が掲げる「女性活用」には,女性を労働力として活用したいが,つごうよく使いたいというもので,女性の権利を守るという姿勢はない。少子化で労働市場が逼迫(ひっぱく)すれば,女性は最後の資源。能力のある女性は男並みに総合職で使い倒し,家庭責任のある女性は非正規雇用で使い捨てるというやり方だ。

日本は,国連女性差別撤廃委員会から,選択的夫婦別姓の導入や婚外子差別の撤廃などを速やかに実施するよう長期にわたって勧告を受けてきたが,自民党はネグレクト(無視)してきた。特に安倍政権は歴代政権のなかでも最右翼のタカ派で,「家族は国家の礎」という意識が強い。強行採決した特定秘密保護法を見ても,かつて自民党にあったリベラルの幅がなくなってきた。

国会の女性議員比率の向上も,政党候補者の比率を上げれば,公選法改正などをしなくても達成できる。それすらやらない安倍首相が,企業に対して「役員に女性を増やせ」と言うのは越権行為だろう。


おわり

by yojiarata | 2014-01-08 10:42
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