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徒然なるまゝに  甲子園の巻




だんさん。また会いましたね。高校野球も終わって,世の中では,夏休みも終わって,することが無くなったんじゃありませんか。ブログはどうするつもりなの。

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思うところがあって,これからしばらくは,夏休みの「小言幸兵衛シリーズ」のスタイルでブログを書くことにしたんだ。「徒然なるまゝに」シリーズを始めるから,よかったら,読んでちょうだい。

まず,君の言う高校野球から。

感想を一言でいうと,とにかく”煩い”んだよ。

オジサンのような立派な体格の選手が,派手にやっていたね。確かに,守備は見た目はプロそっくり。ホームランもガンガン打つし。金属バットのせいもあるけどね。

愉快でないのは,エラー,死四球がやたらに目立ったね。四死球,エラーはヒットと同じですよ。ランナーが出るんだから。それと,やたらと笑うんだよ。三振しても,エラーをしても。笑うことを信条としていると言うんだけど,見ていて,私は愉快じゃないね。

スライダー,フォークなど変化球を多用するんだけど,こんなことやってて,将来大丈夫なのかね。肘や肩に負担がかかるんじゃないの。

私が好感をもったのは,常総学院と鳴門高校だね。ベスト8まで残ったけど。

草野球のサードを52歳までやっていた私には,いろいろ言いたいことがあるよ。

常総学院の場合

9回裏,2-0でリードしていたけれど,連投連投の飯田投手が,熱中症で投げられなくなり,急遽,金子投手に変わったんだ。どうかなと思ったけれど,何とか2つアウトを取って,最後の打者(と思った)のセカンドゴロを野手がジャッグルして,ファーストにランナーが残ったんだ。これで形勢は逆転し,延長線でサヨナラ負けになった。セカンドの選手には,バウンドが少し変わったと同情する声もあったけれど,野球は結果が全てです。恐らく,彼は,一生,このプレーを忘れないだろうね。

鳴門高校の場合

常総学園と同じように,高校野球の原点のようなチームだったけど,オジサンたちの大味の野球に破れたね。


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それにもう一つ。

アナウンサーの絶叫。

左中間をぬいた!!  逆転!!!  レフトスタンドへ,伸びる,伸びる,入ったああああ~~~!!!!

解説者にもうるさい人がいるけど,アナウンサーは極端ですよ。民放のバレーボールの中継のようにね。甲子園のコマーシャルじゃ,ないんだから。もっと静かにやってほしいよ。放送席が時々映るんだけど,不思議なのは,彼氏は,ごく普通のおとなしそうな青年です。いざとなると,興奮するんだろうね。

そういえば,NHKも番組の間に,「おしらせ」と称して,やたらとコマーシャルをやるんだけど,これがまた煩いんだよ。番組全体も,やたらと騒ぐタレントが登場して,我ら高齢者は困り果てているよ。何かというと,お年寄り,お年寄りと,猫なで声を出しているけど,本当にそう思っているんだったら,もっと静かにやってほしいよ。それができるのは,NHKだけだからね。


何はともあれ,中学,高校の頃に夢中になって見たり,聴いたりしていた甲子園とは全然違うんだよ。簑島の尾藤(父)監督の頃で,私の甲子園は終わったね。




おしまい

by yojiarata | 2013-09-01 22:08
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