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エレキ・ギターの並ぶ街



今回も,NHKラジオ深夜便がもとになっている話題である。また深夜便かと思われるかもしれないが,筆者には筆者で,それなりの理由がある。

加齢とともに,すっかり夜行性になってしまったこと,午前0時以降のすべてのラジオ番組の中で,深夜便は群を抜いてレベルが高いことがその理由である。つねに教えられ,頭脳が活性化される。もっとも,これは,筆者のような超後期高齢者の意見であることをお断りしておく。


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JR御茶ノ水 御茶ノ水橋口をでて,明治大学の方向に降りていく大通りの左側には,エレキ・ギターの店がずらりと並でいる。

一体誰が買うのだろうと以前から思っていたが,NHKラジオ深夜便を聴いて納得した。

5月24日,午前2時,「名ギタリスト・その作品から」が放送され,6組の個人,グループの演奏を聴いた。名ギタリストといっても,今回はエレキ・ギターの演奏家である。

1960年代,アメリカのエレキ・ギターのバンド ベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」が,日本でも一大ブームを引き起こした。ベンチャーズの「キャラバン」(デューク・エリントン曲)によって,日本の若者のファンがどっと増えたという。

番組の間中,テケテケ・テケテケと騒々しくやられるのかと,我慢して聴いていると,善いものは善い。

ジョニー・スミス「イェスタデー」(ポール・マッカートニー,ジョン・レノン曲)

カルロス・サンタナ「哀愁のヨーロッパ」(カルロス・サンタナ曲)

ジェフ・ベック「悲しみの恋人たち」(スティービー・ワンダー曲)

どれも素晴らしい。透明で美しい。
by yojiarata | 2013-06-02 20:05
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