理由があって,「緋牡丹博徒」(昭和43(1968)年公開)の DVD を見直した。 緋牡丹お竜(藤純子)のただ一人の子分・フグしん(山本麟一)は,お竜の父親を襲って殺害した犯人を捜しあてるが,返り討ちにあって重傷を負う。死の床で,お竜に「五木の子守唄」を唄うように懇願する。幼いころから,お竜の世話をしながら,長年お竜に淡い思いを募らせてきたフグしん。 五木の子守唄を低い声で唄うお竜。画面に流れる子供の頃から娘時代にかけてのお竜の回想シーン。フグしんは,お竜の唄う子守唄を聴きながら,眠るがごとく息を引き取る。この映画のハイライトとして忘れがたい。
平成25年1月16日の朝日新聞夕刊の記事・「邪馬台国を求めて ➁」が目を引いた。過労のため失明した宮崎康平は,目となり,足となって自分を支えてくれた妻の和子とともに,九州の遺跡や古墳をめぐった。その結果,康平は故郷の島原を含む長崎諫早周辺に邪馬台国があったと確信する。康平夫婦が難艱辛苦の末に到達した結論をまとめた『まぼろしの邪馬台国』は,昭和40年代の邪馬台国ブームに火をつけるベストセラーとなった。 その宮崎康平が作詞・作曲した「島原地方の子守唄」
「三橋美智也 日本の郷愁を歌う」 キングレコード(1996)には, 五木の子守唄 島原地方の子守唄 中国地方の子守唄 江戸の子守唄 が収録されている。三橋美智也が唄う子守歌は,どれも素晴らしい。 子守唄は,当然のことながら,それを唄ってもらった時の自分の記憶にはないが,後期高齢者になったいま聴くと,気分が休まる。
by yojiarata
| 2013-03-13 23:08
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