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I am sorry!



ダツビッシュ投手が,イチローを軸にするマリナース打線に打ち込まれて4回で降板したあと,ワシントン 監督に I am sorry! と言って,頭を下げたという。ワシントン 監督は驚いたようである

ダルビッシュとしては,うたれてゴメンというくらいのつもりだったと想像するが,ワシントン監督としては,降板させたピッチャーから I am sorry! などと言われたことは無かったのではないか。

I am sorry! は響きが強すぎると思う。自らの非を論理的に100% 認めたことになるからである。

アメリカ人選手なら,何も言わないだろうし,どうしても何か言いたければ,例えば,

I will do a better job next time.

くらいであろう。

もう一つ思い出すことがある。

20年以上も前。関西のある大学で開かれた学会にアメリカ人の学者が招待され,講演をした。当時は,パワーポイント以前の時代で,スライドをスクリーンに併写するのがつねだった。講演の後,彼の人がスライドをとりにスライド係りのところにやってきた。この時,あろうことか,あるまいことか,スライド係りの女性が,講演者が苦心して順番を揃えたスライドをばらばらにしてしまった。

この時の問答は今でも記憶に鮮明である。

スライド係りの女性(いささか軽い調子で)

I am sorry!

アメリカ人の講演者(怒りで顔を真っ赤にして)

You should be sorry!!!


筆者は1970年代のはじめ,カリフォルニアで 2年間暮らした。暮らしてみて,色々なことを経験した。

ディズニーランドで行列をしているとき,横から割り込んできた人に声をかける人,

Don't cut in.

ケンタッキーを注文した後,アルバイトの中学生が,

Is this for here, or to go.

一瞬何を言っているかわからなかったが,もう一度彼女の顔を見て了解。

野球観戦中に,コーラを売りに来る。

Coke is here.

やはり,言葉は町の雑踏で覚えるのがてっとり早い。

ついでに言えば,空気の乾いたカリフォルニアでなければ,ケンタッキーに冷たいコークの組み合わせの素晴らしさは味わえない。世界一だと感激した。
by yojiarata | 2012-05-23 11:45
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