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昭和平成春夏秋冬




ご隠居さん 今日は何の話ですか。八つも漢字が並んだだけのタイトルだけど。

私は,大学を定年(当時は60歳)で退職した後,『 昭和一桁最終便覚え書 』(アドア出版,1995)を上梓したんだ。子供の頃から60年近くの間,「戦争」をはさんで,実にさまざまな経験をしたからね。

事の起こりは,私が定年退官の時,東大新聞に書いた記事


【人は誰しも,六十年もの年月を過ごせば,さまざまな時点での感慨が,永い年月の間に船底に少しずつその数をます牡蠣の殻のように,からだのあちこちに付着しているはずである。

「今にして思うのであるが,戦争勃発,空襲,学童疎開,敗戦,占領時代から,繁栄の時代への雪崩の中で育った昭和一桁最終便の私の時代は,我が母国日本の持つ宿命的な体質を肌で感じることの出来た類いまれな存在であった。」これは,昭和9年生まれの私が,満六十歳の筆者が大学を定年退職に当たってまとめた小文『日本と伝統へのこだわりを 昭和一桁最終便から学生諸君へ』の書き出しの部分である。本書はこの三行を出発点とする私の昭和覚え書きである。】



が,たまたまアドア出版の田中清作社長の目に留まり,執筆,出版することを強く勧められたことです。

しかし,本にしたものの,売れる気配が全くなく,そうしているうちに,アドア出版も店じまいとなり,本書はこの世から永遠に消滅してしまったんだ。ちなみに,印刷前の校正をしている時,関西地方が,阪神・淡路大震災による悲劇に見舞われたことを知りました。

だけど,個人的には愛着のある本だったので,インターネットで読める形に残しておきたいと考え,「ホームページビルダー15」(ジャストシステム)を使って改訂版を作りました。

その結果,この世から消えてしまった『 昭和一桁最終便覚え書 』に代わって,その改訂版 昭和平成春夏秋冬 がこのブログで読めるようになりました。

ところが,実際には,昨年2月初旬以来,アクセスできなくなっていました。このウェッブ・ページは,ブログの第1ページにあるメモ帳にリンクされていたんだけど,サーバーが突然に店じまいしてしまったために,読めなくなっていたのです。

技術的な力のない私には,荷の重い仕事だったんだけど,悪戦苦闘の末,今週になって,新しいレンタル・サーバーと契約して,このウェッブ・ページを立ち上げることができたといういきさつがあります。


もともと一冊の本ですから,ウェッブ・ページとしては長大です。目次のページからリンクがはってありますので,気の向いた時に,拾い読みしていただけると幸いです。





by yojiarata | 2016-01-06 22:35 | Comments(0)

2016年 新年のご挨拶





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by yojiarata | 2016-01-01 00:00 | Comments(0)