<   2012年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

アンパン



神戸に住む先輩から,暑中見舞いにと神戸のアンパンがクール便で届いた。

筆者は,小学生の頃,岡山のキムラヤ・パン店でアンパンを買って賞味していた。様々なアンパンを食してあれから70年余り,アンパンに関してはプロの領域にあると思っている。

届いた神戸のアンパン。初めて口にする素晴らしいアンパンであった。第一,アンの濃厚な密度,それを取り囲む皮の部分の充実ぶり。間違いなく,これまでの70年に遭遇したことのないアンパンである。

全く驚いた。感動した。生きていてよかった。

皆さん,神戸に行かれた折は,ぜひアンパンをご賞味ください。

クール便で送ってくださった先輩のお心遣いに感謝しつつ。
by yojiarata | 2012-07-30 15:47 | Comments(1)

ライハチ



イチロー選手がニューヨークヤンキースに移籍した。現在のところ,守備はライト,打順は八番。どこかの記事に,懐かしい言葉 ”ライハチ” を見た。

野球少年の筆者が,我が岡山第二中学草野球チームの補欠から,ライハチとして試合に出ることになった。1年生の頃である。誰が決めたのか記憶にないが,どこにもいるボスがすべてを取り仕切っていた。荒田はバッティングも駄目,守備も駄目だが,熱心さが取り柄だからとライハチになったのだと思う。案の定,三振はするわ,”万歳” はするわで,ボスの機嫌を損ね,ライハチから降ろされたこともある。熱心だから大目に見ようと考えたのか,試合にはライハチとして結構出してもらった。

バッティングの八番,守備のライトは,どちらも,草野球では,へたくそが座る地位である。

野球少年は,その後,中学,高校,大学と進み,いつもサードを守っていた。とくに軟式野球の場合,一瞬の判断によって結果が分かれる。その緊張感は,たとえ草野球でも,野球の醍醐味である。

ここで,一つだけ付け加えたいことがある。シアトルのファンに対しても,記者会見でも,イチロー選手は通訳を介して発言していた。10年以上アメリカにて,あれだけの成果を挙げたイチロー選手に是非とも英語でやってほしかった。それにジョークの一つも加われば,イチロー選手の評価はさらに変わったものになるであろう。流暢な英語など,誰も期待していないのだから。

ライハチのイチロー選手が,真価を発揮することを願っている。
by yojiarata | 2012-07-27 12:51 | Comments(0)

ナルホドさん



小学校3年生か,4年生の頃だった。セメント工事する職人さんが我が家に出入りしていた。度の強い眼鏡をかけた面白いおじさんで,セメントで何かを作り上げるのが面白く,私が何かゴチャゴチャいうと,”ナルホド”とおっしゃるので,私はナルホドさんとよんでいた。

その時のナルホドさんは,五右衛門風呂を作っておられた。次第に風呂が出来上がっていくのが面白く,私は飽きもせず,ナルホドさんの仕事を眺めながら話し込んでいた。

かまどの上に直接すえる鉄のふろ。浮きぶたを底板に利用する。まきを燃やしてお風呂をわかす。底板の上に乗って体を沈める。上手にやらないと,足が直接下から熱せられた鉄のかまに触るので飛び上がらんばかりに熱い。

戦前から戦後にかけて,我が家は五右衛門風呂。ところが,五右衛門風呂は今や古語になったらしく,先日,NHKラジオの ”ラジオ深夜便” を聴くとはなしに聴いていると,年配の男性のインタビューをしていた司会の女性キャスターが戸惑っていた。どうやら五右衛門風呂をご存じないようだった。

あの世の石川五右衛門が苦笑しているかもしれない。
by yojiarata | 2012-07-26 18:18 | Comments(0)