安倍内閣 2016年を総括する




ご隠居さん 難しい顔つきでパソコンの前に鎮座しておられますね。今年も,物理的には今日でおしまいですよ。

だからここに座ってるんだよ。私が何を話題にしようとしているか,長年の付き合いの君ならわかるでしょう。

うん,何となくね。

一言でいえば,一国のリーダーに求められる力量 だね。この点を様々な角度からこの一年中考え続け,ブログを書いてきました。

ここでは,次の点について,まとめておきます。ここに書いた点をもとに,この1年に書いてきた色々の記事を読み返してほしいと思います。そこら中にリンクがはってあるからね。



それぞれの時代に大きなインパクトを与えた先人たちの至言



● 勝海舟のことば

おれが始めて亜米利加へ行って帰朝したときに,御老中から,「その方は一種の眼光を具えた人物であるから,さだめて異国へ渡りてから,何か目をつけたことあろう。つまびらかに言上せよ」とのことであった。・・・・


【再三再四問われるから,おれも,「さよう,少し目につきましたのは,亜米利加では,政府でも民間でも,およそ人の上に立つものは,皆その地位相応に怜悧でございます。この点ばかりは,全くわが国と反対のように思いまする」と言ったら,御老中が目を丸くして,「この無礼者控えおろう」と叱ったっけ。ハハハハハ】

高野澄(編訳)『勝海舟文言抄』(徳間書店,1974,238ページ)




● 
伊丹万作のことば


伊丹万作が,太平洋戦争終結の直後の 昭和21年 (1946年) に書いた記事には,ドキッとさせられるよ。詳しいことは,ブログそのものを読んでほしいだけど,要点を書いておきます。

多くの人が,今度の戦争でだまされていたという。

いくらだますものがいても,だれ一人騙されるものがいなかったとしたら,今度のような戦争は成り立たなかったにちがいないのである。

「だまされていた」 といつて平気でいられる国民なら,おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや,現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。




● 
永井荷風のことば


断腸亭日乗,昭和20年9月28日,に次の記述があるよ。


今日此事のこゝに及ぶびし理由は何ぞや。幕府瓦解の時には幕府の家臣に身命を犠牲にせんとする真の忠臣ありしがこれに反して,昭和の現代には軍人官吏中一人の 勝海舟 に比すべき智勇兼備の良臣なかりしが為なるべし。





2017年に続く

by yojiarata | 2016-12-31 23:08 | Comments(0)
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